下部温泉

山梨県身延町へ。10年ぶりぐらい。おばあちゃんが住んでた。小さい頃とは全く別のことを感じたり考えたりするな。居間の窓から見える山とその中腹にポツリとある家、覚えてる！　全く記憶にない景色は、もう変わったことさえも分からないレベル。僕はお父さんの運転する車の後部座席からバイクになったし、いつのまにやらロン毛に髭の気持ち悪い男・・・。記憶の糸のようなもの、それをくすぐったくなるぐらい奥の方まで辿っていくことと、都会から田舎へ向かう道は次第に細くなって連続カーブ・・・なんだか似てる。「下部温泉、本栖湖、スゲー近いじゃん！」なんてゲロ袋持参のキッズは気付きませんでした。そんなことを考えながら温泉につかっちゃってちょっぴりジジイくせー。ところがひとりになった湯船では「いよ！待ってました！」と言わんばかりに本気のバタ足！さらに『何秒潜っていられるか大会』もしっかり開催され、「湯船で前回りに挑戦！」なんていうチャレンジコーナーもあるよ！　ぬるめで気持ちいい下部温泉。