家なき鳥、星をこえる

■家なき鳥、星をこえるプラネテス
家なき鳥、星をこえる プラネテス

テロリストがどうしてその行為を行うに至ったかが、少年時代から描かれおりまして、もちろんそれは許される行為ではないけれど、そこには自分には普段あまり馴染みのない宗教観やグルーバリズムなどによって生じる摩擦とともに、期待や諦め、人を許せるか許せないかのような葛藤に苦しむ姿など、自分が持ったことのある感情と何ら変わりないものがありました。プラネテスのノベライズだけれど、読みごたえあってどなた様でも楽しめます。