不覚にもドアを開けてしまった・・。相手は布団のクリーニング屋らしいのだが、今使っている布団がどんなもんかその状態を見せろ、俺がそれにあった洗濯プランを提示してやるから、ということらしい。
「いや、人に見せられないくらい汚いんです僕の布団」「大丈夫ですヨ!汚い布団があるからこそ僕らの仕事があるんですヨ!」「今日はやめます」「いや、玄関にちょっと持ってきて見せてもらうだけですってバ!」「いや、もうすぐ捨てるから・・」「なに恥ずかしがってるんですか、お互い男じゃないですか!」「いやまじでもういいです」「別にウンコがついてるわけじゃないでしょう?」「必要ないです」「アー、そうスか」つったときのアイツの悪魔のような顔、今晩たぶん夢に出てくる。